私が妻から「なんか、ぐっすり寝てしまう絵本あるらしいよ」と聞いたのは去年の12月入ったくらいだろうか。
友達の同じような歳の子とくらべて、わが子は寝るまでに余裕で1本ウォーキングデッドが見れるくらいの時間がかかる。
とても大変なのだ。(もっと時間がかかっている友達もいるが)
ただ、「ママがいい!」と言って私と寝たがらないので、実際に寝かしつけているのは妻の方だ。あら?今、「なら大変なのは妻の方じゃん」と思ったあなた。半分正解で半分ゾンビです。
妻は子供より早く寝てしまう。
「起こして」と言うものの、5回に1度くらいしか起きたためしがない。
「起きて」というと、超普通のテンションで「起きてる」と言われてリビングに戻ると
起きてこない。
ときには「起きて」というと、「何?」と怖いテンションで言われる日もある。(もちろん起きない。)だんだんと妻を起こすことがストレスとなってくる。
結局、子供が散らかしたリビングの後片付けや食器洗い、洗濯は私の毎晩のルーティンとなる。
そんな私に光がさしたのだ。
さっそくネットで検索すると、どうやら「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本」
という本らしいことが分かったと同時に買い物カゴへ。
届いた初日は妻が読んだが、寝ない!というので(もちろんルーティンを済ませて翌朝聞いた)、翌日は私が読むことに。
その次の日も。その次の日は妻。そして妻。(妻先に寝る)
子供は「ロジャー読んで!」と言う。
途中で飽きて遊びだす。
読むのやめるよ!と言うと「読んで!」という。
最後まで読み切る。
さてどうしたものか。
というとてもとても残念な結果に。
今では枕元の位置から通常の本棚へ移動されて読まれてすらいない。
おやすみ、ロジャー